日吉連載
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「俺が…マンガのキャラ…」
そう言ったまま黙り込んでしまった日吉
(話さないほうが良かったかな?でもあのままじゃ私がストーカー扱いだったし…)
「あの…」
「で、俺はここに住んでいいのか?」
「はい?」
日吉は普段と変わらない表情で華咲を見る
「ショック受けてるんじゃ…」
「別に焦っても意味が無いだろ。今はこれからの事の方が大切だろ?」
えー?そんなんでいいんですか?
「心配して損した…」
ボソリと呟く華咲
「心配してたのか?」
と意地悪な顔をする日吉
「してませんよーだ!」
「ガキか」