デジモン02

□Act.6
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「賢、治お兄ちゃん、遊ぼう!」




私は賢達の部屋に入った




「ユリ、来たのか」




「ねぇ、どうしてユリは僕の事だけ呼び捨てなの?」




幼い賢は素朴な疑問をなげかける




「だって賢とユリは同じ年でしょ?だから呼び捨てでいいの!」







私の両親はまだ私が物心ついてない時に交通事故で死んだ




私達家族は親戚から嫌われていた




だからお母さんの親友である賢のお母さんに世話してもらっていた




同じマンションの隣の部屋に住んでいたから毎日のように賢達と遊ぶ




それがとても楽しかった







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