日吉短編夢

□専属記(後編)
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あの後…



俺はずっと胸の中がモヤモヤしていた



静まりかえったコートには俺一人しか残っていなかった







そのとき誰かが近づいてきた



「日吉くん?」



七篠だった



「どうしたの?何かあった?」



「………」







――俺は負けないよ







鳳の言葉が頭をよぎる



いらつきが増す



「おい」



「ん?」



「相手になれ」



「あ、うん!いいよ」



俺たちは打ち合いを始めた
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