日吉短編夢
□専属記(前編)
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昼休み榊監督に呼ばれて音楽室へ来た
「彼女がお前の専属マネージャーだ」
「七篠 七子です。日吉くんよろしく」
「ああ…よろしく」
いまいち状況が掴めていない俺に監督が言った
「来年度のためにも有望な二年のスキルアップをしようと思う。そのために一人ずつ専属マネージャーを付けることにした。」
「はぁ…」
よくわからないが俺が期待されてるというのは事実だ
「彼女もテニスは上級者だ。練習相手にもなってくれるだろう。」
ふと七篠の方をみるとニコリと笑った
「頑張ろうね」
「…」
「……」