短編
□愛の方向
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「あ…どうも差し入れに来ました…これ…それじゃあ」
今日も真選組屯所に差し入れに来たと思ったらケーキを置いてさっさと帰ってしまった七子
「あれっ?どうしちゃったの?七子ちゃん!おーい!」
「どうしたんでしょう…土方さん何か知りませんか?」
「……何で俺に聞くんだよ」
「え?だって…ねぇ?」
「ねぇ?」
互いに顔を見合わせてニヤニヤする二人
「なんだよその顔」
「ありゃァ男ですね」
「「男ぉ!?」」
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