短編
□甘いもの
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「銀さーん!おやつですよー!」
いつもは呼んでも適当に返事するだけの銀さん
でもこの時だけは飛んでくる
「おー今日はショートケーキか」
「うん!一緒に食べよ!」
「いただきまーす」
銀さんは黙々と食べ続ける
「どう?」
「うめーよ!七子の作るものはいつもうめー」
「へへ!ありがと!私も食べよーっと」
「ごちそーさん」
「えぇっもう!?」
はやっ!
「…ねぇ七子ちゃーん?」
「な、なに?言っとくけどあげないよ?」
「ちっ」
「やっぱり貰うつもりだったの!?」
「じゃぁこっちでいーや」
「え?」
ちゅっ
「なっなな何!」
「あーうまかった。ごちそーさまでした」
「こらー!!」
この日から食後の習慣になってしまったのは言うまでもない
END
→あとがきやら