短編
□愛の形
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「こんにちはー!」
今日も元気に真選組屯所にやってくる七子
「おー七子ちゃんいらっしゃい!」
「どうもー差し入れでーす!!苺のケーキ」
「いつもすみません」
「いえいえ、皆で食べてね」
にこっと微笑みある人物の前に立つ七子
「…………なんだよ?」
「これは土方さん用に作ってみました」
「……俺に?」
「うんっ!!」
にこにこと箱を差し出す七子に顔が緩む土方
「……サンキュ」
「いえいえ」
「中身は何なんでィ」
沖田は箱を奪い中を覗き込んだ
「お、おいっ!!」