チビ姫様!

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「Hey!!
真田幸村ァァァ!!」


ここは、上田城。


政宗様が先日おっしゃった通り、城をあけて遊びに来ている。


「ちょっと竜の旦那!!
門の前で叫ばないでくれる!?
ちゃんと案内するからさっ!!」


出てきたのは真田の忍。
猿飛佐助。


「Hey、猿!!
さっさと案内しろよ!!」


「分かってるからっ!!」


猿飛の案内で、真田の所まで歩いていく。


「うぅー。」


「Hey,あか!!
こっちに来るか?」


「あぁー!!」


「いつもと違う城だもんな〜。」


政宗様はいつものようにあかに話し掛けながら抱き始める。


猿飛は少しビックリしているようだ。


「え!?
その子、竜の旦那の子!?」


「No.
コイツは小十郎の子だ。」


「いつの間に奥さん貰ったのさ!!」


「嫁なんか貰ってねぇ。」


「んじゃ、この子は!?」


「養子だ。」


「ふーん。
そうなんだ。」


ま、珍しくないしねっと猿飛は言いながら、一つの障子をあけた。
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