チビ姫様!
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これは、休憩にあかと遊んでいるときの話。
「あかちゃんは可愛いねぇ。
お嫁さんにしたいぐらい。」
成実が馬鹿なことを言い出した。
「テメェにあかはやらねぇよ。」
俺が少し睨むと成実は焦っていた。
「冗談だよ!!
冗談!!」
「小十郎が義理のfatherか。
相手が気の毒だな。」
「政宗様、どういうことですか?」
「そういうことだ。」
政宗様は苦笑いで俺を見てくる。
「確かに小十郎が義理の父親になるのは嫌ですね。
将来のお婿さんには同情します。」
綱元までがそんな事を言ってくる。
「綱元。」
「これは失礼。
口が過ぎました。」
綱元は悪びれることなく、そう言いながらあかを抱いている。
「綱元、俺にも抱かせてくれよ!!」
「はいはい。」
成実が少し煩くなってきたので、綱元があかを成実の腕に移動させる。
するとあかがグズリだした。