ペテン師の夜
□03
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「えー、今日から入塾することになった池田真くんです。」
「よろしく。」
私は、今日晴れて祓魔塾の塾生となった。
「志摩、隣いいか?」
「えぇよ。
しっかし、塾に入るんやったら、昨日ゆーてくれたら良かったのに。」
「悪い。
魔障って言ってたから分かるかと思って。」
「ホンマにビックリしたわ。」
志摩は笑いながら言っていた。
「では、授業を始めるでごザーマス。」
先程までは、奥村雪男が居たのに、いつの間にか先生がわかっていた。
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