庭球
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「納得いかないっスよ!」
一足先に意識を取り戻した赤也が言った
「女なんてミーハーばっかりでまともに仕事しないだろうし・・・」
まあ赤也も今まで散々苦労してきたんだろうな・・・
「俺も赤也に賛成だぜぃ」
「俺もあんま女子は好かんしのぅ」
仁王やブン太もすかさず意見を並べていく
さてどうしたものか・・・
俺の頭の中にはブン太達をどうやって宥めるかということでいっぱいになっていた
今日ガム持ってたか?
「クスッ」
しかし聞こえて来たのは幸村の微かな笑う声
「?どうしたんです幸村くん」
「みんな早とちりしすぎだよ。誰が女子だっていったんだい?」
『え?』
「赤也達がマネージャーだからといって女子だと決めつけていた確率92%だ」
「全く人の話を最後まで聞かんなど・・ ・たるんどる!!」