庭球

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ジャッカルside




いま俺は昼飯を食べるために屋上へと向かっている






誰から言い始めたのかとかは覚えて無いがテニス部レギュラーは屋上に集まり一緒に昼飯を食べる


それが日常になっていた






屋上のドアを開けばその場所特有の解放的な雰囲気


そしていつもと変わらぬメンバー達が醸し出す和やかな空気があたりを満たしていた





「ジャッカルのくせに1番遅いとか生意気なんだよぃ!」



そんな風に文句をいいながらも今だに開かれずに置かれている弁当が目につきついふと笑ってしまった




・・・ちゃんと俺がくるまで待っていてくれたんだろう
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