庭球

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自己紹介も終わるとまた一斉にロビーが騒がしくなる




「あのっ望月先輩!!」





振り向けばそこに立っていたのはツインテールとおさげというどちらも女の子らしい髪型をした二人





『あれ・・・竜崎さんに小坂田さん?』


「はい!!覚えてくださってたんですね!」


『もちろん。合宿中お世話になるからね』


「よろしくおねがいします!」


『こちらこそよろしく』





少し挨拶したあと二人は青学メンバーと話があるからといってまた人ごみの中に消えていった


同じマネージャーだから挨拶に来てくれたのかな?

礼儀正しい子達だなぁ






「なー・・・奏」


『なに?郁斗』


「小坂田さんお前しか見てなかった気がするんだけど・・・俺話しかけられてなくね!?」


『気のせいだろ』









「奏先輩がモテてる・・・だと!?」


「まぁあいつ顔はええからのぅ。幸村とか俺たちの前じゃあちと抜けとるが・・・普通にしてたらモテるじゃろ」


「確かにあいつはクラスの女子等から密かに人気があるという話を聞いたな」


「へーそうなの?」
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