庭球
□３０
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「・・・で？お前はここで何してた」
身に覚えのない罪で氷帝学園テニス部部室に連行されました。奏です。
『・・・何って言われても俺はただ落し物を届けに』
「アーン？落し物だ？」
言葉を返した跡部の目に映るのは疑いの色
・・・どうやって説明すればいいってんだよチクショー
今ここにいるのは跡部にジローそして一緒にいた樺地と忍足と向日に日吉に滝
ジローは心配そうな目をこちらに向けていてあとは興味なさげに自分のことをしてる奴や物珍しそうに見てる奴などそれぞれだ
まあ人が多い分俺の圧迫感がこの上なくすごいことは間違いない
「宍戸さん！こっちです！！」
「何そんなに慌ててんだよ。長太郎」
そんな時に聞こえてきた足音と声
「・・・？なにしてんだお前ら」
扉が開いた瞬間宍戸クンが驚いたような顔を覗かせた
・・・あれ？これレギュラー勢ぞろいしてません？