庭球
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今度は柳を含め3人で話合いを始めた
「で。提案とはなんだ?」
『・・・今日来た転校生の事なんだけど』
俺がいい始めると柳は直ぐさま理解したようだった
「望月奏のことか」
『さすが柳。やっぱりもう知ってたか』
参謀の名は伊達じゃないね
「ああ。名前は知っているのだが・・・」
「何かあるのか?」
「・・・名前や生年月日など基本的なデータしか手に入っていない」
『あの柳でさえもデータが手に入らないか・・・やっぱり彼は面白いね。でも心配はいらないだろ?』
「フッ・・・そうだな。」
俺と柳は目を合わせて笑った
「どういうことだ」
はぁ・・・真田も察してくれないかな