庭球
□３
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「じゃ、これでSH終わりにするぞー。みんな転校生と仲良くな」
俺の思考が飛んでいる間にいつのまにかSHが終わってたらしい
話を終えた先生が教室を出て行くのが見えた
さて・・・俺はどうしようかな
「ねぇねぇ望月くん！！好きなものってなに？」
「彼女とかいたりする？」
「前ってどんなとこすんでたの？」
・・・まさかの質問攻めが待ち受けていました
『え・・・・えっと』
「ジャッカルいる？」
「あぁなんだ幸村」
「ちょっと部活のことでね・・・それよりこの騒ぎはどうしたんだい？」
「あぁ今日転校生が来たんだけどそいつがまた顔の整ったやつでな」
「こんな時期になんて珍しいね。どんな子なんだい？」
「んー・・・まだあんまはなしたこと無いからわかんねぇけど、第一印象はクールって感じだな」
「・・・へぇ」
俺は質問に答えるのに必死で、こんな会話がされてるなんて気がつかなかった