庭球
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しばらくすれば一通りの準備が整ったようで練習が開始された
俺は郁斗と一緒に・・・なんて言うんだろ学校で言う部室?に向かっていた
今から俺たちにはドリンクづくりに洗濯などたくさんの仕事が待ち構えている
「んじゃまずドリンクから作るか」
『じゃあ俺が粉の分量とか図るから郁斗はそれ水と混ぜて』
「りょーかい」
今回の合宿は四校・・・それもどの学校もレギュラー陣だけとはいえ強豪校なわけで練習量が半端ない
だからドリンクも多いに越したことはないしたくさん作らなきゃいけない
しかもそれだけの量となるとかなり重い
つまりかなりの重労働
っていうことでスコア付けとかケアは竜崎さんたちに頼んで俺たちは大量のドリンクづくりと洗濯に専念することにした
コートに女の子がいたほうが花があっていいしね
まぁボール拾いとかは危ないから俺たちがやる予定だけど・・・
「あーこれ無理もう。一個一個詰めるのめんどい。あそこにあるタンクでよくね?」
『お前・・・リタイア早すぎだろ。』
「えー」
俺の言葉に郁斗がすねた顔をしてみせる
『でもまぁ俺もそれには賛成だな。一個ずつとか時間かかるしみんなもたくさん飲むだろうし・・・タンク4個あるから4種類くらい味作るか』