庭球
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「・・・わざわざサンキューな。」
『どういたしまして』
宍戸クンが来たことによって一瞬で事は解決した
跡部も誤解だってことが分かってちゃんと謝ってくれたし
さーて。じゃあやることも終わったし神奈川に帰りますか
『それじゃあ』
そう言って俺が部室を出ようとしたとき
「ちょっと待て」
跡部に肩をつかまれた
『・・・?』
「お前立海のマネージャーだっつったな」
『そうだけど』
「今度立海が四天宝寺と泊まりがけの練習試合を組むっていうのは本当か?」
・・・なぜ知ってる
俺の知る限りこのことは立海と四天宝寺だけの話だったはずだけど
「俺様に手に入らない情報はねぇ。それについて幸村に伝えて欲しい事がある」
『なに?』
「その合同練習俺たちも参加させてもらう。」
『・・・
はぁ?』