ルークとユーリの不思議のダンジョン

□いつーつっ
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そして、翌日…。
「えー、みんなちゃんと集まっているな?
お前たちの楽しい気分に水を差すようだが、伝えたいことがある。」
「?
なんですの?」
何時もの朝の通りに弟子達が集まって、その前に複雑な顔をしながら、ペラップは言う。
「これは、つい先ほど入った情報なのだが…
“時の歯車”がまた盗まれた。」
『!!!』
「“時の歯車”がまた盗まれただとぉおおお!!!??」
『うるせえドゴーム!!!』
ドゴームが叫ぶのに対し、ユーリ、アッシュ、ヘイガニ達もつい叫び返す。
「それで、今回も犯人の姿を見た奴はいないの?」
「残念ながらいない。」
「…一体、何が目的なのでしょう。」
「さぁな。
とりあえず、犯人が分からない今どうしようもないし、俺達は遠征に力を入れた方がいいだろ。」
「ユーリの言うとおり。
私達は今、遠征に行くことに専念するんだ。」
『おー!!』
「イオンとシンク、ギルドの留守番頼むぞ。
それと、“時の歯車”が盗まれたことについての情報があったら集めてくれ。」
「分かったよ。」
「それじゃ、プクリンギルド。
出発ー!!」
『おー!!』
そして、ルーク達はギルドを出て“沿岸の海”に向けて出発した。
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