ルークとユーリの不思議のダンジョン

□よーっつ
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「ひとーつ、仕事は絶対サボらない♪」
『ひとーつ、仕事は絶対サボらない!!』
「ふたーつ、脱走したらお仕置きだ♪」
『ふたーつ、脱走したらお仕置きだ!!』
「みーつ、みんなで楽しいプクリンギルド♪」
『みーつ、みんなで楽しいプクリンギルド!!』
「それじゃあ、みんな今日も頑張って仕事するんだぞ!!」
『おー!!』
「おー…」
「……」
「……zzz」
「おーい、そこの三人。
相変わらずのテンションだな。
そしてルーク立ってアッシュの肩に頭をのせて寝るな!!
アッシュがプクリンギルドの前で倒れてチーム“ミュウ”に入ってから2日が経つ。
アッシュは頭が良いため、ギルドの依頼の仕方や道具の使い方などどんどん覚えていた。
口は相変わらず悪いが、
「ルーク、起きろ〜。」
「起きろ屑。」
「…むにゃ…」
「双子で顔が似ていてもこうも中身が違うものなんだね。
お前たち、ルークが起きたらいつも通り依頼に行っておくれ。」
「分かった。」
ペラップは自分の仕事場に戻る。
それからルークを起こして二階の依頼の掲示板を見る三人。
「さて、どの依頼にするか。
ルークとアッシュ、どれがやりたいというのあるか?」
「うーん、俺は特に無いよ。」
「俺もだ。」
「だよな〜。
…思ったんだけどよ、この依頼の数って一体どのくらい発生しているんだ?」
「探検したいとか道具が欲しいとかの依頼なら分かるが、こうもお尋ねものの依頼はこうもいっぱい発生すると…
なんか…」
「ポケモンに善悪が出てるのが良く分かるね。」
『…同感』
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