永遠の罪

□参
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四人が扉を潜ると、扉の中は様々な物が置かれている部屋、納戸であった。
物は整理されて置かれているが、部屋の面積も狭い為、四人は窮屈であった。
背の高い静雄は蝋燭を蝋燭掛けに置く。
蝋燭の火によって部屋の中が四人にとってよく見える状態になった。
「…成る程、ここは納戸だったんだな。」
「ドタチン、感心している所悪いけどさっさとここから出ないと俺達圧迫死するよ;;」
「それは僕も同感だよ;;」
「じゃあ、扉から近い新羅から出ろよ。」
「静雄、鋭いな。」
納戸から出られる扉から新羅が先頭に臨也、門田、静雄の順に出る。
納戸を出ると廊下があり、四人は近くにあった障子の引き戸を引いて和室に入っていく。
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