メイン

□寂しさを隠して…※あつみな
1ページ/1ページ




最近、私も毎日が仕事で忙しい程に成長が出来て嬉しいのに

だけどそのせいで、ずっと長い間メンバーにも…たかみなにも会えて居ない



だけど仕事を投げ出してまでメンバーやたかみなに会う事なんかできない




会いたいよ…たかみな


寂しい…だけど弱音吐いてたらたかみなも自分の仕事に集中出来ない



だから連絡も出来ない





いつ…


いつ皆に会えるのかな


たかみなに会えるのかな?






毎日夜、家に帰ると…
携帯を握りしめて、たかみなの連絡を待つ


来ないって分かってても
どこか期待している自分が居るんだ



そして今日も来ないまま
1日が終わる



「会いたいよ…たかみなぁ」



私、この先もしたかみなが居なかったら私多分やっていけない


今の自分もたかみなが居たから今の自分があるんだから




この際、自分から連絡しようとアドレス帳から“高橋みなみ”という文字を探し電話を掛けようとする瞬間にいつも手が止まる



たかみなも疲れてる
今、連絡したら迷惑
ゆっくり休みたいだろう



など色々な考えがよぎるから 連絡出来ずにいる


コンコン


と、玄関からノックの音がした



こんな遅い時間に誰かな?



でもどこか期待をしている自分


もしかしたら、たかみなかな!?って頭の中によぎりニヤニヤしながらドアを開ける




「あっちゃん」






涙が出た

今、一番に会いたかった人が今目の前で立っていて私に向けて微笑んでくれてる



「たかみな…」



「ごめんね?こんな遅い時間に来て…だけど何かあっちゃんに会いたくなった…なんだろ?あっちゃんも私を求めてる気がして…自意識過剰かな?エヘへ」


頭をかきながら笑うたかみな


「たかみな…会いたかった…ありがとう会いに来てくれて」



「敦子に最近会えて無いから心配だった」



「たかみな……あ、とにかく中に入って?」



「あ、うん…ごめんね?お邪魔します」



 


たかみなを私の部屋に連れて来た



部屋に入った途端
私はたかみなに思いっきり抱き付いた



「うおっ…敦子」


「寂しかった本当に…」


「私も会いたかったよ敦子に…最近…どう?食べてる体調は?痩せてない?たまにはリラックスしないとね」



たかみなはやっぱり、たかみなで


一先に私の身体の事を心配してくれて


「たかみな心配しすぎだよ〜私なら大丈夫だから!!でも嬉しい…ありがとう」


「なら良かった」



「たかみな今日は泊まりなよ…一緒にお風呂入ってさ?一緒に寝よう」



「あ、うと…お、お風呂は……一人で…」




「やっぱり一緒にお風呂入ってくれないんだ…」



「ごめん敦子…そ、それだけは」



「良いよ別に…その代わりに勝手にたかみなは男だって決めてるから」


「ちょ、ちょい待てー」


「男で良いじゃん!!そしたら私とも付き合えるし結婚出来るし最高じゃん!!」



「あの…私は一応おんなの…」


「は?なに?だからたかみなは男だって言ってるじゃん」


「あ、はい…」



すんなり認めたたかみな


たかみな弄り楽しい
寂しかったのに今はもう満足


寂しくない




大好きだよ


たかみな

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ