劇場版 忍たま乱太郎

□薗田村 VS タソガレドキ
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お堂の前で 様子をみる事にした。


だって… 猪名寺君、まだ大丈夫とかいうし…戦の最前線に出ようとしたら皆がダメっていうし。


暇だから。







砲弾の打つ音を聞いたと思えば 民家の屋根が破壊された。


次々と打たれる砲弾に 少し緊張感を覚える。

皆‥怪我してないといいけど……………‥…


………………鉢屋以外。



転がってきた砲弾の球を足で抑え、


「みんなの怪我は…私が治す!」


と言った猪名寺君、かっこよかった。惚れた。



『猪名寺君、すっかり保健委員長代理だね!カッコいい!』

「え?あ!ああありがとうございます!!」

猪名寺君は照れ屋なのか、すぐ赤くなるんだなぁ…かわいい。











「乱太郎〜!雷蔵が怪我をしたぁ!」

「私も〜!!」



鉢屋が 不破君の手を引いて 走ってきた。その後ろには 何故か 七松先輩。


『不破君は頭に砲弾の球が落ちてきて…七松先輩は砲弾の球をアタックした…………て…いやいや、何してるんですか!』

「いや、ついな!骨が折れて痛いぞ!」

『まったく…ついじゃありませんよ。てか痛そうに聞こえない。』


「いや、痛いぞ!さすがに私も骨が折れたら痛いなぁ!ハッハッハ!!」


『……………………。』



そんなやり取りをしていると 松千代先生が三年生に引きずられて やってきた。



聞くと 三年生を助ける為に 怪我をしたらしい。





『松千代先生、恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ?先生は流石、先生ですね!カッコいいです。』


ピタリと動きが止まったかと思ったら すごいスピードで丸まってしまった。

あんたは ダンゴ虫か!!!






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