middle school


□廊下で3人。
1ページ/3ページ

「お前遠藤の事好きなんだろ?」
「まぁ、うん。そうだけど」

「じゃあ喋りかけろよ。」
「だってそんなん無理だよ。無視とかされたら辛くて死んじゃうもん。」

「遠藤そんなやつじゃないから大丈夫だよ。」
「いいよねー、鈴木は友達なんだから。」


廊下で男友達の鈴木と立ち話をしていたら遠藤くんに話しかけることを勧められる。

鈴木はそもそも人と喋るのが得意だからそんな事が言えるんだと少し不満。

「でもお前が喋りかけなきゃどうにもなんないだろ。」
「鈴木が羨ましいわ。」

「じゃあ俺が遠藤の事呼んでくる。」
「は?!」


そう言うと鈴木は勝手に遠藤くんに喋りかけてなんやかんやでごたごたさせつつ連れてきた。
3人でだったら喋れるだろ、って鈴木は言うけど、急すぎる。

まぁするとしても漫画とかの話だから付いていけないことはないけど。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ