*デュラララ/夢*
□ショコラノワールを食べた時*第3ワ
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扉を開くとそこには
お姉ちゃんとさっきの黒髪のお兄さん、
メガネをかけた白衣の人が居た…
「お姉ちゃん…」
「夢花っ!大丈夫?」
「あぁ、よかった起きたんだね…」
メガネの人の安心した声が響く
だだ、私はこの人が誰なのかが凄く
気になった
「うんっもう大丈夫…この人誰?」
「あぁ、はじめまして!僕は闇医者の岸谷新羅って言うんだ」
"闇医者"って確か非合法な手術とか
専門のお医者さんだったよね?
「…えぇっと、はじめまして?」
「ほら新羅が闇医者なんて言うから、夢花ちゃんが戸惑ってるしゃないか」
そういいながら黒髪の人は私の頭を
撫でてくれた
「あのっあなたは…?」
「あぁごめんね、俺は折原臨也」
「臨也…?じゃあ臨也くんって呼んでもいい?そのほうが仲良しになれそう!」
「…くくっ!君面白いねぇ、いいよ。じゃあ俺は夢花ちゃんって呼ぶ事にするよ」
「ありがとうっ!」
花が舞うように
顔を綻ばせた夢花に
臨也が少し顔が赤くなったのは
見間違いだろうか…
その少しの変化に気がついた人は
新羅以外にいないだろう
「夢花もケガが無かった訳だしもう帰ろうか♪」
「うんっ帰ろ!」
「じゃあ夢花ちゃんと##NAME5##さん、送っていくよ」
「「本当?ありがとう(ねっ)(ございます)」」
桐沢姉妹はそろって臨也に
お礼をいった
「夢花ちゃんも##NAME5##さんも気を付けて帰ってね」
「うんっ新羅バイバイ!」
「なんで僕は呼び捨てなんだいっ!?」
アハハッと笑いながら夢花は
玄関を飛び出して行った
「じゃあ新羅さんまた、」
そして##NAME5##が出て行こうとすると耳元で臨也に
聞こえないように囁いた
「…##NAME5##さん、臨也には気を付けて下さいね?」
「えっ?それはどういう…」
「お姉ちゃん早くー!」
「ほら、待ってますよ?」
結局その時どう意味なのかは
はぐらかされてしまい聞けずじまいだった