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□眩い日溜まりの中で
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綺麗な程純粋な心で
真っ直ぐに折れない志で
あいつは「国を変えよう」と俺に言った。
「……もう3年か…時は無情だな…。」
自嘲気味に虚無感に浸りながら笑った。
アッシュは密かに丘にある『故人』の墓に来ていた。
――が見晴らしが良くて綺麗だと言っていた2人の特別な場所にして、アッシュにとって悲しい場所。
――と過ごし、くだらない言葉を交わした秘密の場所…
今はもう、1人で景色を眺めるしかない。
「……おまえに話したい事があるんだ。聞いてくれるか?」