賢者の石

□18話 とりあえず、チェリーは何者だ!?
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side:氷牙

オレ達がマクゴナガル先生に追い出されどうするか話し合っていると大きな声を出してこちらに来るフローラとドラコがいた。

こちらまで来るとフローラが大声で“炎牙をしりませんか!!”と言ったのだ。

チェリー「ッッ!!どういう事だ!?」

ドラコ「ヘアピンを落としたから取りに行ったっきりなかなか帰ってこなくて……見に行ったら居なくて……」

フローラ「その代わりにこれが落ちていましたわ。」

そう言ってフローラはオレ達に炎牙がいつもつけているヘアピンを出した。

氷牙「あ……ああッッ!!」

チェリー「落ち着け。いいか、今は炎牙を探そう。アイツは森に居た変な奴を知っていたらしいからな……出来ることからすんぞ!!」


チェリーはそう言うとパキパキとメンバーに命令を出していった

チェリー「まずは、フローラは氷牙の部屋で待機だ。風助、白虎と一緒にだ。もしもアイツが捕まってないで部屋に帰ってきたら風助、白虎を使って俺達に連絡しろ。
後、スリザリン寮に戻るかもしんねぇから誰かに帰ってきたら連絡するように伝えておいてくれ!」

フローラ「わかりましたわ。」

チェリー「残りのメンバーで探す、見付け次第氷牙の部屋に行き風助、白虎で他のメンバーに知らせる。
制限時間は今から消灯時間の一時間前だ。」

氷牙「それまでに何かあったらッッ!!」

ハリー「僕らも探すから落ち着いて!!」

チェリー「いや、ハリー達はハリーのやるべき事をやれ!!
後、まず消灯時間前は人の目があるから何もないと思う、やるなら人目のないとこだろう。いくらか炎牙が小柄でも目立つだろうしな。」



こうしてチェリーの指示のもと捜索をしたのだが……

ドラコ「見つかんないッッ!!」

氷牙「あは……あはははは……何処に居るの?何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に

バタン

チェリー「パパさんと暁さんを連れてきたぜ。」

スネイプ「で……心当たりは無いのかね?」

チェリー「あるとすりゃ、西の三階だな。」

暁「何故ですか?いや、それ以前になぜあの子が拐われるのですか?」

ドラコ「前に僕が罰則で森に行ったときに出会った変な奴を知っていたんです。しかも……襲おうとさえしていて………」

スネイプ「何だと!?

チェリー「ハリーや森に居たケンタウロス曰くアレはヴォルドモードらしい」

暁「何やら子供達は色々知っているようですね(苦笑)」


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