賢者の石
□18話 とりあえず、チェリーは何者だ!?
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side:炎牙
炎牙「はぁ〜…………なんでこの世にはテストなんてものがあるんですか!?要らないじゃないですかッッ!?」
フローラ「何言っていますの??テストが無かったら勉強もしないで遊んでばっかの学校生活を過ごすやからが多くなってしまいますわ!」
炎牙「Σ真面目すぎッッ!!」
ドラコ「フローラは結構真面目だよ……はぁ〜。炎牙はまだいいじゃないか……僕なんて変な点とった時には父上からどんな事を言われるやら………。」
確かに…ルーシーだったら有り得そうですね……しかし、叱られてしょんぼりするドラコ………萌えますね!!
フローラ「半泣きドラちゃん……いい////」
…………………どうやら、同じようなことを考えていたようです(苦笑)
ドラコ「2人して失礼なこと考えてないかい!?」
炎牙,フローラ「いいえwwww」
そう笑いながら答えるとドラコは“ニヤニヤしながらじゃ嘘っぽいんだが”とか言って疑っていた。しかし、ドラコには悪いですが失礼なことは一切考えてないのだから嘘は付いてないのだ!!
フローラ「あら?炎牙、前髪に付けていたピンが一本有りませんわよ?」
え?フローラに言われ、前髪を触ってみると確かに1個なく……
炎牙「どこかに落としたんでしょうか?」
ドラコ「探すかい?」
炎牙「そうですね……一応、教室まで戻ってみます。先に談話室に戻っていて下さい。」
フローラ「わかりましたわ。気をつけて。」
こうしてボクはフローラとドラコと別れて教室まで戻ってみる事にしました。
炎牙「まさか…………教室に落としていたとは……。」
ピンは教室の床に落ちており、それを拾おうと屈んだ瞬間後ろから口をタオルのようなモノで押さえ付けられ、ボクは意識を手放した。