出会い 再び
□出会い 再び @
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「はいはい 静かにしろー 授業始めるぞー」
担任であり数学担当の黒井透 まぁ見た目は若い。と言うかまだ24歳。俺より、二回りくらい大きくて黒髪で眼鏡をしていて周りが見ても分かるようにカッコイイ。
そう俺は、一目惚れしてしまった…
打ち明ける事もできず心の中に抱えこんだままだ。
「一ちゃーん 、どうしたんだよぉー!、今日の授業ずーっと黒井先生の方見てたじゃん」
「っ…/// って黙れ、修平、それと『ちゃん』発言やめろ」
俺の友人、野山修平はいつも脳天気な奴だ。俺はどっちらかと言うと、積極的に友達を作れない。一人で孤立していた時に声をかけてくれた。
「いいじゃん、いーじゃん 、はじめっー! それと一、俺はお前の事好きだからなっ!」
…毎日の用に…
本当にあいつは懲りないよな…
「わかった、わかった、おれはお前の事、大切な友人だと思ってるからな!」
満面な笑顔を見せて言った
「ちぇー、一のケチ 俺はこんなにも愛情表現をしてるのにっ! くそっ! 一キスだ〜」
「おい、やめろ修平、お前の愛情表現はうざすぎる」
別に俺は修平の事が嫌いでもないし、好きでもない。というより、親友にしか思えない。