出会い 再び
□出会い 再び A
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俺は次の学級委員会で、話し合う原稿を考えていた。
教室には誰もいない、自分一人だけだ。
別に一人だからって寂しくはない、昔から一人で過ごす事が多かったし、一人の方が何も考えなくて楽だったから俺は一人が好きだ。
でも久々に一人になれたような気がした。
と言うか、むしろあいつ(修平)が毎日の用に部屋に遊びに来るからだ。
そもそもあいつだって自分の部屋があるくせに。
本当変わった奴だあいつは、まぁあいつらしいちゃらしいけど。
「ガラッ」
いきなり教室のドアが開いた。
それに驚いた俺は、ドアを見た。
…するとそこには、黒井先生がいた。