出会い 再び
□出会い 再び ①
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自分は分かっていた。
好きになってはいけない人を好きになってしまった。
そして、伝わらないこの思い、けして伝える事が出来ないこの気持ち…。
でも、俺は何処かその人を知っているような気がした。
これはたんなる感じがいなんだろうか…
高校を入学して半月、学校にもなれた。
市内唯一の男子校で市内でも珍しく成績の順でクラスが決まる高校…
でも俺はそんな理由で、はいったつもりはない。
この高校は寮制度つまりそのために、俺は入学した。
もともと、俺の家は貧乏で金もない。親には迷惑をかけたくなかったからだ。
特待生で高校に入学する事ができ、今の所は親に無理をかけていない。