西の海


□HappyDay!!
2ページ/3ページ


**ナミ+サンジ**




お昼時を過ぎ、クルー達がおやつを食べ終えた頃
ナミはキッチンにお皿をさげにいった。

「サンジ君?」

軽くノックをして入ると、サンジは座って何か書いていた。

「お皿、さげにきたんだけど…」

「あ!ありがとうございますVvナミすわぁんは優しいな〜

「はいはい。……レシピ?」

メロリンを軽くあしらいお皿を渡す時、サンジが書いていた物をみた。

「えぇ。この2年間でいろいろレパートリーがふえたからね〜纏めとこうとおもってさ」

「へぇ〜サンジ君の新しい料理たのしみだわ!」

「誠心誠意つくらせていただきます!」

ニッと笑う顔にナミも笑う。


「あ、そうそう!サンジ君、明日のおやつとか夕食とかってもう決めてる?」

「え、まだハッキリとは決めてませんよ?」

「ならよかったわ!私食べたいものがあるの!作ってもらってもいい?」

「ナミさんの食べたいものならなんでも作りますよ!何ですか?」

他ならぬナミの申し出に意気込むも


「私が食べたいのはね……サンジ君が食べたいものよ!」


一瞬、ポカンとするサンジ

「え?オレの食べたいもの?」

「えぇ。なんでもいいわよ?ただ夜は宴会だとおもうけどね」


(宴会?明日ってなんかあったっけ……?)

サンジはわからず、ふとカレンダーを見た。

そして気づいた。

「あ………!」

「ね?まずはサンジ君が食べたいもの、楽しみにするわ」

「ナミさん…ありがとう」

先程とはまた違うサンジの笑顔をみて、ナミは明日が楽しみでしかたなくなった。



それは3月1日のこと。





Next、チョッパー+サンジ→
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ