西の海
□HappyDay!!
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**ナミ+サンジ**
お昼時を過ぎ、クルー達がおやつを食べ終えた頃
ナミはキッチンにお皿をさげにいった。
「サンジ君?」
軽くノックをして入ると、サンジは座って何か書いていた。
「お皿、さげにきたんだけど…」
「あ!ありがとうございますVvナミすわぁんは優しいな〜」
「はいはい。……レシピ?」
メロリンを軽くあしらいお皿を渡す時、サンジが書いていた物をみた。
「えぇ。この2年間でいろいろレパートリーがふえたからね〜纏めとこうとおもってさ」
「へぇ〜サンジ君の新しい料理たのしみだわ!」
「誠心誠意つくらせていただきます!」
ニッと笑う顔にナミも笑う。
「あ、そうそう!サンジ君、明日のおやつとか夕食とかってもう決めてる?」
「え、まだハッキリとは決めてませんよ?」
「ならよかったわ!私食べたいものがあるの!作ってもらってもいい?」
「ナミさんの食べたいものならなんでも作りますよ!何ですか?」
他ならぬナミの申し出に意気込むも
「私が食べたいのはね……サンジ君が食べたいものよ!」
一瞬、ポカンとするサンジ
「え?オレの食べたいもの?」
「えぇ。なんでもいいわよ?ただ夜は宴会だとおもうけどね」
(宴会?明日ってなんかあったっけ……?)
サンジはわからず、ふとカレンダーを見た。
そして気づいた。
「あ………!」
「ね?まずはサンジ君が食べたいもの、楽しみにするわ」
「ナミさん…ありがとう」
先程とはまた違うサンジの笑顔をみて、ナミは明日が楽しみでしかたなくなった。
それは3月1日のこと。
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