novel
□異常な記憶
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僕の誕生日分かりますか？
『○○月○○日でしょう？後、三週間ですよね』
貴方は生きている間に出会った人の人数は分かりませんよね？
『生きている間と今まで僕のサーカスの観客として来てくれた人を数えるのなら15万14578人です。』
私が貴方に初めて逢ったのは何時でしたか？
『13年前の○○月×○日…雪の降る夜の小さな公園ですね。貴方の為にカードから鳩に変える手品をしたのを覚えています。』
それを聞いた皆さんは皆、何故か驚き…そして引いていくんですよね…
どうしてでしょうね？
...コレが…あまり名を知られていないサヴァン症候群だと気付くのはもう少し先の事...
end