番外編

□新年を迎えよう。
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坂田さんと、会話する。


「茜ちゃん、大晦日はどうすんの?」

「へ? 真選組に行きますけど」

「なんで!?」

「いや、年越しそばの用意頼まれて。ついでにみんなで食べようって」

「マヨラーが言ったの!? それともドS王子!?」

「近藤さんですけど……てゆうか、坂田さんウザい、お父さんか」

「ゴリラ!? あいつ……意外と攻めてきやがるな……」

「攻め……? よく分かんないけど、坂田さん達も一緒に行きましょうね! お蕎麦たくさん用意するし、真選組のおごりですよ!」

「マジでか。
 ……まあ、あいつらが茜に手出ししないように見張れるし、いいか……」

「神楽ちゃんは新八くんの家ですよね? 妙ちゃんも誘っていきましょうか。近藤さん喜ぶなー」

「あー、まあいんじゃね? またダークマター食わせて、あの世に送ってやれば?」

「またそんなこと言って。ご馳走になるんだから、ちゃんとお礼言って下さいね?」

「はァ? 本来なら茜とハッピーニューイヤ〜んな瞬間を、むさっ苦しい場所で野郎共と過ごすのに、なん
で礼なんか言わなきゃいけねんだよ」

「誰が誰とハッピーニューイヤ〜んなんですか。そんな瞬間は永遠に来ませんから」

「まァたまた、照れちゃって。可愛いなァ、茜ちゃんは」

(チュッ)

「ちょっ!? 耳にキスするとか、何考えてんですか!!」

「あ、唇が良かった?」

「よよよ、良くない!
 もうっ、先に行きますからね!」

「あ、待てって。ホラ」

「……手なら、まあいいですよ」

「んじゃ、行きますかァ」

「万事屋と真選組のみんなと年越しなんて楽しみだなぁ!」







end.
20121231
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2013年も『なりゆきまかせ。』をよろしくお願いいたします。(阿鷹)

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