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□君のI LOVE YOUは?坂銀ver.
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「おんしはどうやって、あいらぶゆーを訳す?」
辰馬が宇宙(そら)に帰る30分前に聞かれた。
「ん〜、そうだなぁ…」
「わしが愛しいのは銀時だけちや」
俺の言葉を遮って辰馬にそう言われた。
しかも銀時、と正しい名前で。
「俺もだぜ?出来れば、だけど…こうやって宇宙にもいって欲しくないっ、…」
だんだんと我慢していた淋しさや哀しさが込み上げてきて涙が溢れる。
「…さっきの続きじゃがのぅ、わしの I LOVE YOUは「宇宙から落ちたら助けて」、じゃ。」
「!」
「だったら…俺、のI LOVE YOUは… 「いつでも助けるから安心して」、だよ…」
残り5分。
俺達は、存在を確かめる様にお互いを抱き締めた。
【君のI LOVE YOUは?】
(また、出来るだけ近い内に帰ってくるき、待っててくれるがか?)
(あぁ…ずっと待ってるから)
それは君との約束の言葉なんだよ?
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