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□おかえり!
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カランコロンと下駄を鳴らして歩く。
半年以上見てなかった江戸の町も全然変わって居なくて安心した。
「金時は怒っちょるかのぉ」
不安も抱きながら愛しい銀時のもとへ急ぐ。
見慣れた"万事屋銀ちゃん"に胸をはずませた。
そしてボロボロになった扉に手をかけた。
「金時〜!おるかのぉ」
「た、辰馬!」
「坂本さんじゃありませんか、」
「もじゃもじゃ!!」
『おかえり(おかえりアル)(おかえりなさい)!』
「オイオイ、またムッたんに怒られるぞ?とゆーより怒られろ!」
「早く土産を渡すアルゥゥゥ!!!」
「ちょっと神楽ちゃんンンンン!?」
「あっはっはっは!おんしらは元気じゃのぉ!!」
【おかえり!】
愛しい君たちのその言葉と笑顔があれば…