甘い甘い言葉の欠片

□sanguineo universo 番外編
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魔力をつかってなんとかできるような状況じゃない……
人数を探ってみれば、意外といるみたいだし……
時間稼ぎでもしないと、ね。



メグは、夜の街を走り森へ向かった。



15分後―


「はぁっ………は、ぁっ………」


全速力で逃げる、逃げる、逃げる。
なぜって、
さっきちらっと見えた敵の服が、見間違えるわけのない



ミルフィオーレのホワイトスペルの隊服だったから


「しぇっしぇっしぇっ 鬼ごっこは終わりだぜ。闇姫ちゃん」


ベルに似ていてまったく違う声が響いた。
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