真・三國無双
□今日も薬を求めて
2ページ/3ページ
しばらく歩いていると目の前に巨大な滝を発見した。
「ん?あそこに誰かいますね」
「む?どこだ!」
いや、どこって普通滝がある方見るだろ。
「ふふふ、バレてしまいましたか」
「貴様、諸葛亮!!」
と何故か滝の中から登場したのは蜀軍師・諸葛亮。
「貴様ここで何をしている!?」
「えーどうしましょう、知りたいですか?」
まさかこんなところで二大軍師の喧嘩に出くわすとは...凌統はもう溜息しか出ない。
「あの〜…俺もう行っていいっスか?急いでるんで」
「まあまあ凌統殿、ここでお会いしたのも何かの縁。最後までご一緒しましょう」
「はあ……」
と、諸葛亮に促されるままの凌統だった。
「…だから諸葛亮!何故貴様がここにいるのだ!」
「プライベートです♪」
「いや、ここに居るってコトは左慈じいさんに用があるんでしょ?」
「いやぁさすがは凌統殿、どこかの馬鹿馬鹿仰ってる方とは大違いですね」
諸葛亮は司馬懿をチラ見して、プッと微笑を漏らす。
「な・ん・だ・と!?」
「怒らない怒らない。また白髪が一本増えますよ」
「おのれ諸葛亮!!馬鹿めが!馬鹿めが!!」
やっぱりこの人バカだと思った凌統だった。
「小生の庭で騒いでいるのは誰じゃ?」
「うわっほうき頭じじい!?」
「誰がほうき頭じゃ!」
突然現れた左慈!?
いくらなんでも突然すぎるでしょう!!