DRRR!

□世界で一番好き!
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※セルティはいない設定
※シズちゃんがデレ




「静雄、今日もとても可愛いね。その金髪とても似合ってるよ。」


新羅は毎日俺にそんなことを言ってくる。
朝のモーニングコールは今となっては当たり前。仕事で怪我をしようものなら、どんなに重症の患者が運ばれていようとも俺が優先される。
さすがに仕事を放置されるのは内心困っているが、甘やかされるのはとても嬉しい。


「そうだ、プリンあるんだけど食べるかい?」


「いいのか?」


「もちろんだよ、プリンくらいいくらでもあげる!」


「…サンキュ、な?」


キミが愛しい!と言いながら抱きついてくる新羅を受け止め、力加減をしながら背中に腕を回す。すると嬉しそうに強い力で抱きしめ返してきた。
俺はこれ以上力を入れると新羅をつぶしてしまう可能性があるので、されるがままだが、俺の意思を読み取ったのかこれまた嬉しそうに愛の言葉を囁き始めた。


「好きだよ」


「大好き」


「愛してる」


「キミのためなら死んでもいいよ」


世界で一番好き!」








(じゃあ、…俺は宇宙で一番好き)
(ホントキミには敵わないよ!)






END.




―――
新静の甘が書きたくて書きたくて考えた結果こうなりました。
セルティがいるとどうしてもシリアスになってしまう私を許してほしい

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