デュラララ!!!

□ちょっとだけみせてあげる
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「おれは藤崎大我。大学生で趣味はネットサーフィンかな。そいで、この家の主で一人暮らししてる。…他には特に思いつかないからここで終了しとく。」

「じゃぁ、次俺ね。」
「俺は折原臨也。新宿の方の小学校に通ってる3年生。しゅみは人間観察で人ラブ!!!
家族は両親と妹2人。それくらいかな。」

臨也は一通り言って満足したのか円満な動きで座った。

「……俺はへいわじましずお。弟はかすかっていう。しゅみはないけどいつもへいわに暮らしたいって思ってる。…………。」

どうも口下手らしい静雄は黙り込んでしまった。

「…俺もしゅみは別にない……。」

幽も一言言って黙ってしまった。
………無口な兄弟だ。


「……ねぇねぇ。どうして俺たちは見ず知らずの人のところに来たの?このあと俺はどうなるの?」

無言の空間を壊したのは臨也だった。
あ、そういえば。と静雄も幽も俺を見返してきた。

「ん。分った。説明する。けど、多分話がこんがらがっちゃうと思うから今日で全部理解しようとしなくていいからな?」

子供たちがうなずくのを見届けてから大我は話し始めた。
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