ソファーに座り頭を背もたれからだら
りと後屈させている大地の隣に座る
手にあるふたつのマグカップをテーブ
ルに置く
置いた瞬間に大地の両手が腰に回され
て頭が肩にこつん、と触れた
「なん?」
「蓬生補充中」
「ぷ、俺は大地の充電器なんやな」
肩にある大地の頭を撫でてやる
すると小さな声でもっと、と呟いた
その頭に被りつくように抱きしめる
「甘えたや」
「ただいま蓬生を補充中だからね」
ふふ、と笑って大地の襟首にキスをす
る
襟首からは大地の好むコロンがふんわ
り薫って目を閉じる
「蓬生は俺を補充しなくていいのかい?
」
「ふふ、いま大地を補充しとおよ?」
腰に回された片方の手を外し指を絡め
る
所謂恋人繋ぎっていうやつで笑ってし
まう
握った手を確かめるようにぐーぱーし
て遊んでいると大地の頭が持ち上がっ
た
「まだ足りない」
小さく呟くと体制を素早く変えられて
抱きしめられる形で二人してソファー
に体を沈めた
胸元に顔をうずめてふんふんと匂いを
嗅いでいる大地が何かに似ていると考
える
「モモかぁ」
「モモがどうしたんだい?」
「いまの大地がモモに似とおなぁって、
いやモモが大地に似たんかな」
「犬扱いかい?」
「可愛い可愛い俺のペット」
にっこり笑うと大地がむっとした表情
で唇を塞いできた
「ペットとこんなことするのかい?」
「冗談、やろ」
また頭を撫でると表情が和らいで再び
俺の胸元に頭が沈んでいった
腰に回された手に力が込められた
大地の頭をぎゅっと抱えこんで目を閉
じる
たまにはこんな休日も悪くないだろう
「起きたらモモの散歩しよな?」
ただいま恋人充電中!
…………………………………………………♪Everlasting love
♪昊様より
相互記念に頂いて仕舞いましたっ!素敵 な大蓬をありがとうございましたあああ 大好きですっ!!