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□Limit
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「おはよう、翔。」




暖かい声に目が覚める


目の前に名無しさんの柔らかい笑顔があった



「おはよう。」


名無しさんのうなじにかかる髪をくしゃりと撫でて、そのまま引き寄せてキスをする



いつもと同じ朝


いつも傍に居てくれる名無しさん




永遠はもう約束されないけれど


最期までこの幸せに包まれていたいと心から思った










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