BEAST

□期待
1ページ/13ページ

今日は、ギグァンと3回目のデート。
BEASTでデビューしてからは、中々休みも無く時間が取れなかったから会えなかった。

凄く楽しみすぎて眠れない…
☆「くぅ〜!!!(バンバンッ)楽しみすぎる!!!早く明日にならないかなぁ〜☆」



私とギグァンが出会ったのは、2年前。
練習生時代からもう注目を浴びていたギグァン。その反面、学校では全然目立つ方ではなく、どちらかと言うと地味な真面目君タイプ。

私の家の近くに、ヨソプが住んでいてヨソプとは幼なじみ。2人とは、同じクラスではなかったけど、用も無いのに私のクラスに遊びに来るヨソプ…その近くにいつもいたのがギグァンだった。


ヨソプ「☆教科書貸して?忘れてきちゃったんだよね。ほら僕、勉強熱心だからさぁ〜!!」
と笑い、少しかっこつけながら言ってきた。

周りの子達は、ヨソプが来たらキャーと羨ましがる子ばかり。でも、私は見馴れてるせいか全然かっこいいと思わない…

☆「勉強?嘘つきぃ〜。また忘れてさぁ…ちゃんと返してよね!!」


ヨソプ「マジで助かる!!!ありがとう、☆」
と言い、あたしに抱きついてきた。

私は、ヨソプの事を押し退けた。その視線の先に、いつも一緒にいる男の子に目が行った。


ん?隣にいた子って確か、ギグァンだっけ…凄い見られてたよ、あたし……。

.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ