幕末

・変わらぬ面影
・いとをかし
・霖雨の果て
・月夜を濡らす雨
・露とともに消え果てぬ
・泡沫の夢枕
・淡雪に残る足跡
・胡蝶を追い掛けて
・心は君が元へ
・格子の先の君
・ともに杯を
・華よりも美しく
・桜散るらむ
・蕾は終わり
・揺るる燈、流るる涙
・春の朧月夜には
・風鈴の音の導き
・わっちを買っておくれやす
・どうして君はそんなに無垢なの
・純粋な君へ
・愛しき君へ
・妖艶な誘惑
・てふの戯れ
・桜と我
・君みに言ひける
・恋文を貴方に
・確かに存在した
・時代の流れに逆らって
・君を想ふ
・私はただ祈るのみ
・梅のかほり
・月光に照らしだされる影
・貴方の帰りを待っています

・伏す地に聞こゆる鳥の歌 
・陽光、刃にさらさらと
・薄紅の舞に誓うは 
・春こそ真の別れ訪う 
・暁見えぬ眠りの世界

・神風を切望す 
・落ちる滴

・君が上、雪華繚乱す 
・吐息純白、謳声凛凛と
・沫雪肌に散りし朱、たどる指 
・氷の褥にて君を待つ 
・難を転ず赤い実餞に

・いつ果つるやこの地獄
・茜色の死装束 
・谺(こだま)する咆哮 
・届かぬ詩(うた)

・素顔を隠す(狐の)面 
・声交わすも法度 
・強く握る手 
・逃避行のように 
・やっとふたりきり

・死出の奏で
・吾が君追ひて六道の辻
・心散りて死にを受く
・神の気罹りて然らば
・背き走る君を許さじ
・魂合ふは黄泉比良坂
・弊やし損なひ死を与う
・嗚呼、口惜しや
・共に参らんと構うるは
・血失せ口縁、落とすは紅

・千日参りの日に逢ひませう
・一念坂の出会い人
・二寧坂の落とし物
・三年坂の言い伝え
・遠き守り
・まほらの郭
・笑みを貼り付け紅をひく
・抜けた簪
・噂の舞妓
・慶応四年、蝉が鳴き始めた頃だった
・神々の苑
・月の御台
・花窓から覗いたら
・花御堂で逢ったのは
・(……愛しい、な)
・乱れたのは着物だけか、それとも
・弔い日
・嘘化粧
・一生此処から出られはしない
・幾度も貴方を好きになってしまう
・君にふる(降/経)
・つきのひとかげ(影/光/姿)
・灯籠の陰に
・薄紅色の季節
・黒猫の言い伝え
・命果つまで
・胡蝶の舞
・くれなゐ華
・恋水が溢れる
・恋忘れ貝をください
・桜月の恋忘れ草
・君に恋う
・紅うつし(移/写/映)
・闇夜を彩る行灯
・妓楼に一夢
・思ひ出される桜挿頭
・祇園に狂ふ
・郭詞におかされ
・郭の網から抜け出せぬ
・夜陰に乗じて
・凄艶遊女
・女郎にも誠があると謂ふ
・貴方は斬殺、私は夜伽
・女郎誑しをされたとて
・桜人の中に見付く貴女のかげ(姿/影)
・有明の月をしるしに
・和時計の針が示す刻
・神無月の神楽姫
・いとあやしき、
・宿縁を信じるならば
・はかなきこと
・すべては宿世
・儚いから美しい
・花見鳥の唄
・神輿洗いの日
・終焉のくちづけ
・後世へ行けども
・咳き上ぐる涙
・鹿脅しに春
・哀音かなでるは蜩の
・最期の別れは暁月夜
・白雪深雪
・愛妓を愛戯
・青葉闇に紛れれば
・濡れ漬づ着物
・西洋の言葉
・愛すると言ふ事は
・もう一度出逢ったならその運命を受け入れましょう
・香だけ残された
・優美な仕草
・花色の似合うひと
・格子を切ってしまえたら
・そういう宿命
・涙も掬えない距離
・それを紅い涙と謂ふ
・白い着物
・愛したのは貴方だけ
・誰もいない坪庭
・だから魅せるがいい
・きみにおんねん(怨念/恩念)
・背桜の陣
・出逢ってはならなかった
・冬の音と儚き命
・莫迦なひと
・久音
・着物の上に花と散る
・神風吹き荒ぶ
・散りゆく刹那の
・漆黒銀華
・迷い猫は黒猫
・いつだって私は待たされるのですね
・墓参りをする人の気持ちが分かりますか
・しゃららんしゃららん・そして魂は還る
・花魁勝負
・夜だけの顔
・とらわれた金魚
・どうせ逃げられやしないのだ
・されど進む
・もう一度訊こう
・朧気なかげ
・どうして内にこもって世界から扉を閉ざそうとするんだ、どうせ誰一人明確な答えは言えやしないのだろうけれど
・この想いは墓場まで
・柄にもなく泣けた
・その想いが本物ならば決して色焦ることなどない
・桜國
・全てを享受する力
・この世の沙汰
・とらえたのは、
・魅る魅るうちに
・歩みを止めはしない
・君のかげに何をみる
・触れた指先に灯る
・薬指で紅仕上げ

・ふるえる睫に
・誰れの簪なのです
・情景の中の憧憬
・あれは花鳥の使
・花亭に暮六つ
・巡る季節
・頬を撫ぜる花弁
・朱桜あげませう
・障子の穴
・花貝の思ひ出
・雪に隠れし寒椿の紅に想いを募らせ
・春を待ち焦がれた蕗の薹は冷たく暗い此処に別れを告げてしまう
・夢か現か、桜は貴女の幻影を見せた
・初恋を想い出すのは薊色
・雨上がり、あの日の遠い憧れが葛にうつる
・咲き始めたのは藤色の暖かな、
・昼顔にだけ話した夢は天に向かって真っ直ぐに
・月かげが恋の路のようで、ああ何と儚き光なのだろうと思いながら今夜も床につくのです
・彼の人は桔梗を想い続けた
・この菫を思い出して、ずっと傍にいるから
・人を愛すといふ幸せ
・千年の都
・忘れた頃に花
・灯籠の影に身を潜め
・自分達が何をしているか分かっているのか
・私はそんなものの為に生まれたのではない
・嘗て孫子は言った
・西洋の出で立ち
・白粉を紅く染め上げて・初められたのは、
・貴方の言葉がいつまでも耳に残っていた
・残されたのは紙上の偉業
・花の踊る坂
・鳥を率る夜
・風が去る時
・月へ渡る橋
・あの坂道を這う蜉蝣のように
・蜃気楼ひとつ
・貴方の幻影を追う
・幻楼
・風が通る道
・それならば忘れてしまいたい
・手鞠唄に合わせて
・艶都
・蛇の目の傘は何処へゆく
・落ちてきた花弁
・千年語り
「黄金の国」、と見惚れるほどの輝きを
・母の面影ばかり
・千年の記憶
・菊花絢爛
・雨露しのぐ方法
・左様なら、さようなら
・桜は咲きましたか
・千年後に逢いませう
・血に名を刻むは二条通り
・四条通りに御出ませ
・天狗現る烏丸通り
・西陣の花
・花見小路に惑わされぬよう
・そして散る散る先斗町
・宇治にまみゆ哀しさよ
・祇園繚乱
・嵯峨へはもう帰られぬ
・千弐百年さまよって
・涼へのおもてなし
・山を彩る
・こうして春を待つてゐる
・円を描く季節
・極楽浄土に逝き憑いた
・打ち水に、ひやり
・八百万の神々
・花陰に沈みて
・蝉の子守唄
・けふのまち
・桜散る季節に見えましょう
・神風は二度舞う
・恋慕い
・大和撫子魂みせてさしあげる
・盃を交わそうぞ
・胸の中で生きてください
・幕引きの叫び
・覚悟の花咲く
・呼び続けるのはたった一人の名前
・女魂
・千代まで清らかな貴女に

・舞って舞って夜に咲く
・祇園をお通り
・お茶漬けでも如何ですか
・丑三つ時に待ってます
・赤い鳥居の下で
・まるたけえびす
・望郷の都
・千弍百年の戀心
・満ちては引いて、
・ただよう花の香(漂う/唯酔う)
・さくらくらくら
・鳴らさば花ふる時の刻
・濡れた硝子玉の奥に
・繋がるる命の糸
・太鼓囃子が遠くなる
・いずれ祇園祭で
・色濃く映し出す紅い影
・綺羅綺羅
・夢なんぞ努々、
・その小さな手を握って差し上げる
・黒髪の行方に手を伸ばす
・蛇の目が揺れる
・贈り物の簪は決してつけてはならないよ
・魂を奪われる。・風鈴に重なる
・一輪華
・美しゆうて狂気、花の舞
・京伎
・金華絢爛
・さあ面を見せてくださいませ
・貴方までも隠してしまうのね
・打ち水に落とした恋心
・撫子六九
・其処は貴方が死せり処
・咲いて、咲いた
・美月に嘶く
・兎の薄化粧
・蜜会
・まわる、まわれ




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