版権の館

□そもそも掲載できるんか?
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昔々あるところに、謙也というそれはそれは可愛らしい男の子がいました。
いつも明るくて誰にでも優しくてそしてほんの少しヘタレな謙也はみんなから愛されていました。

ある時、ピカルという恐ろしい怪物が町を襲いにやって来ました。


「なんや、この町ぜんざいないんすか。だったらええっすわ」


なんてふてぶてしいやつなのでしょう。
と言うのは置いといて、とにかくピカルはそう言い放つと、ぜんざいの代わりに謙也を攫って自分の城に連れて行ってしまいました。
町の人々は嘆きました。
特に、謙也に懐いていたキー太郎は大泣きです。いつも以上に暴れて、隣りの家に住むコシケンの頭痛を悪化させました。

町の人々が嘆き悲しんでいたその時、一人の男が現れました。男の名前はシラーシ。話を聞いた彼は、謙也を助けるべく、ピカルの城に一人向かうのでした――。





「っていう話、今度の新聞部の連載で書こう思うてん。あ、ちなみにみんな大好きマ○オのパロな」

「うん。ええと思うけどな、いくつか質問させてくれ」

「なんや。ああ、シラーシが集めるアイテムはキノコやのうて毒草やで」

「いや、知らんから。ちゅーか聞いてないから」

「シラーシは毒草食ったらライフ50アップするけど、敵は触っただけで消滅な」

「なんかサラッと恐ろしすぎやろ。って、そうやなくて」

「謙也には惚れ薬の効果があるから」

「なんやねん、それ!!ちゃうって、だからなんで俺がピー○姫ポジションやねん、しかも本名て。明らかにおかしいやろ!?」

「そこはほら。俺からの愛を詰め込んだ結果や」

「詰め込まんでええ。ったく、意味わからんわ」

「最終的にはシラーシと謙也がくっつくことに、」

「ざいぜーん。練習始めるでー」


今日も四天宝寺中テニス部は平和です。あ、でも後で白石部長のことは何発か殴ったろ思います。(by 財前光)





end
 

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