短編

□愛愚少女
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※ヒロイン名前変換なし
※考え方がちょっと変。人によっては酷い←
※暴力表現有り

大丈夫な方のみ、ご覧ください。





















ねぇ、幸ちゃん幸ちゃん

私ね、何で君の告白

OKしたかわかる?







好きだから…?






うん。
多分それもあるかな
幸ちゃん可愛いから









でも、そうじゃない。




私が幸ちゃんと付き合った理由…


わかんないかな?



今の状況を考えてみて
そしたらわかるんじゃないかな?














そう俺に語りかけながら、此方を見下ろす彼女はとてもとても優しい瞳をしていた。

俺はぼーっとしたまま、彼女を見上げる。
起き上がる気力はないので、ベッドに寝そべったまま。

微かに身動ぎすると、ギシッとスプリングが音を立てた。
その微かな音が嫌に耳に響く。

横たわる俺の上に跨るように座っている彼女は、更に俺に体重を掛けてくる。



「……ぁ」

「大丈夫?起きてる?喋れる?」

「…ぁぁ」

「そう、ならよかった」


ニッコリと微笑んだ彼女はとても美しくて、俺は思わずその表情に見惚れた。
すると、パシンッと乾いた音が響いた。遅れて頬に感じる痺れたような痛み。
打たれたと理解するのに、時間は掛からなかった。


「ほら、答えて?」

「…好きだから…」






俺を











虐めるのが


.
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