novel

□またこんど、どこかで
1ページ/1ページ


出会って
好きになって
愛し合って
身体に触れて

その場所から消えた。
また会おう
そう誓って。


あれから何年たったのだろうか。
物心ついたときにはいつの間にかあった日向の記憶。

周りを照らすぐらい明るくて、
笑顔を名前のように太陽のように暖かい。
大好き。
そんな気持ちだけが俺の中にあって

会ってみたい。
話してみたい。
抱きしめたい。

いつの日か思い始めた。


ある日の近隣高校の交流会。
青い髪が見えた。
太陽のように笑い
周りが明るく見える少年。

それが日向だと直感で判断した。

いつ話しかけようか。
日向は俺を覚えてくれているだろうか。
不安に感じながら
解散後、家路に向かう日向を追う。

目の前に腕が見える。

「ひ、なった!」

いきなり手を掴まれたら誰でも振り替えるだろう。
誰?
なにするんだよ。
振りほどかれたらどうしようかと、
顔を上げることができない。
腕を掴んだままただ俯いてびくびくと。

「……し?お、とな、しなのか?」

そう言われて恐る恐る顔を上げる。
そこにはひどく驚いた日向がいた。

「なに、泣いてんだよー。」

「ば、ばっか、お前だって泣いて……」

お互いの目から涙が零れて、
昔だったらけなしあいしたんだろうな、と考えて
だけど、2人共なにも言えなくて

「お、お前、これ、な、のか?」

やっと日向がいった台詞はひどく懐かしいものだった。

「あたりまえだろ……っ」

日向を引き寄せて
キスしてお互いを感じ合う。

公衆の面前?
そんなこと関係ない。
また、合えたな、日向。

今度こそずっと一緒だ。
なぁ、日向それでいいよな?

―――――――――
二息歩行を聞きながら書いたらこうなりました。
転生ネタらぶ!俺は転生ネタを愛してる!だからk((

涙目なう!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ