novel

□今、明日もずっと
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帝人、大好きだ。
帝人、そばにいてくれよ。
帝人、抱きしめて



ダラーズ、黄巾賊は相入れない。
お互いが憎み合っている。だけど……リーダー同士は恋人同士。

「帝人……俺たちどうするんだ?」

手をつなぎ、朝なのにカーテンを閉めた窓のそばに座り込んでいる。

「さぁ……?」

俺たちに未来はないのだろうか。
こいつとはずっと一緒にいたいのに、
笑って過ごしたいのに。
帝人……、お前はどう思っている?
今まで見たことのないような、いや時折見せていたが気付かない振りをしていたまっすぐな瞳で帝人はいう。
ダラーズと同盟を結んでしまおうか。
それは状況が許さない。
いっそ隠したままでいてしまおうか。
2人でいるためにはそれしかない。

「……このままでいないか?」

思い切って言ってみた。
目線をそらしていた帝人は顔を上げる。そして、戻した。

「できるのかな。できたらいいね。一緒にいる時間が少しでも伸びればって思う。」

できない。
そう言われたらと、びくびくしていた俺は抑えていた涙があふれる。

「なんで正臣泣いてんの?」俺を見て軽く笑う帝人がぼやけて見える。

「抱きしめて」

―俺に帝人を感じさせて…?
そうしたら抱きしめてくれた。
ぎゅうっと、安心して?
と言われているようで。

――帝人。
残りの時間、そばにいてくれるよな?なぁ………



――――――――――
なんか甘いですね。切ないか?これ。
まぁ、ともかく帝正書いていると臨也さん、とってもウザイ☆ですねっ。
大丈夫、安心してウザヤ。歪んだ愛だからw
リクエストありがとうございましたー!
もういらしてないかも知れませんが、これからもいらしてください!(←日本語合ってるか、これ。)

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