novel

□高校へ行こう
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「そうだ!来良に行こう!」
そういったのは臨也さん。決してオレではない、臨正なんてことでもない。
帝人、平和島さんはいいといったけど、
おい、帝人。学校なんて行って楽しいか?
明日もいくんだぞ。
そう2人にばれないようにいうと帝人はハハっと笑って2人にとっては母校だもんしょうがないよと言った。








「ねぇねぇ静ちゃん!ほらほら俺たちが初めて会ったところだよっ」
後ろにゆっくりと歩いてくる静ちゃんの袖を引っ張って朝礼台の前に2人で並ぶ。
6年前。
素直になれずにナイフを振り回した。
なぜ、キミが気になるかも解らずに。

「臨也、こっから色々あったよな。」

「うん……」

ここが見たかった。
生徒が居なければ学校に入れない。
だから、紀田くんと帝人くんも呼んだ。
それに、気になることがあったんだ。
黄巾賊……
ダラーズ……
敵対する勢力。
惹かれあう二人。
負けないで欲しかった。

「ねぇー静ちゃんっ!俺たちの昔のちぐはぐ度っていったら笑えるよねっ。自分のことを知ってほしい……でも知られたくないこともあってさ……」
わざと少し遠くにいる正臣くんたちに聞こえるように言う。何も知らない静ちゃんは答える。
「だな……。ばれないようにすごい苦労したな。」
意味は違う。
2人は喧嘩などしない。
そこは素直なのだ。
もっと大きな単位の
グループ単位の
……始まったらどうなる。
会うこともできなくなる。
「ねぇ、静ちゃん。俺のこと好きだよね」

「あぁ、好きだ。お前は?」
うん、好き。
こんな幸せを正臣くんと帝人くんはもっと感じるべきだ。

でも…俺、戻れない。
だから……
そんな幸せは
今しか味わえない。



―――――――――
ごめんなさい。Wデートわからんかった^p^
乙女臨也なのか黒いのかわからん。
でも静臨と正帝は一緒にいるお☆
リクエストありがとうございましたー!

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