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□下剋上
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「良守〜〜Vv」

「ぎゃぁ!?」


烏森に、正守さんが現れた。



「どうして兄貴がココにいる!?」


良守は大慌て。
限君は、カチンコチンに固まっている。



「いやぁ〜久しぶりに帰って来れたから、良守と一緒に仕事しようと思ってねVv」

「その“Vv”止めろぉ!!きしょい!!」


今日はとても静かで、大物は現れないと思ったのに…逆に大物(??)が来てしまった。



「限も…元気だったか??(“俺の”良守に手を出していないだろうね??)」

「…はい、大丈夫です(“俺の”ですから、手を出しても何ら問題ありませんが??)」


何!?何か幻聴が聞こえる!?



「げんげん、やるようになったな〜」

「2つの会話してるよ、あの2人…」


良かった…一応自分だけじゃないみたいだわ;

どうやら気づいていないのは…



「どうしたんだ??2人とも…」


当人のみ、か。



「(何を言ってるんだ??限…良守は俺のだよ??)」

「(は??頭領、頭大丈夫ですか??)」



とうとうサブ会話だけし始めた2人。
はたから見れば、バチバチ睨み合っている。
 
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